今期のドラマもはじまりましたね!
普段は、なかなかドラマを見ることもなくなったアラフォーの私ですが、
2025年秋ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』を夫のすすめで鑑賞しました。
結婚10年目、そして昭和世代ラスト、夫婦仲にたまにモヤモヤしちゃう(←苦笑)私にはドはまり!!
見入って、笑って、そしてホロリとしたので、第一話を見ての感想を綴ります。
ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』とは?

ドラマのおおまかなあらすじについて、ChatGPTにまとめてもらいました!↓↓
2025年10月スタートのTBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、
“家事は女の仕事”と思い込んでいた男性が、自分で料理を作ることで
これまで見えていなかった“相手の思いや大変さ”に気づいていく物語です。
原作は、料理を通して男女の価値観のズレを描いた人気漫画『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(作:あらいぴろよ)
主演は竹内涼真さん。
演じるのは、仕事も外見も完璧だけど、昭和の価値観を引きずる“化石男”・勝男。
彼女・鮎美(夏帆)にプロポーズするも、彼女の「もう無理」の一言でフラれてしまい──。
同僚の後押しで、自分で料理(しかも筑前煮!)を作ってみることに。
最初は「こんな簡単なこと」と思っていた勝男ですが、
実際にやってみると、料理ってこんなに大変!?と悪戦苦闘。
SNSでも「うちの夫に見せたい!」「共感しかない!」と話題になっていて、
男女の“家事の温度差”をテーマにした共感型ドラマとして注目を集めています。
私が見るきっかけとなったのは夫からの一言

ある夜、2人息子と寝室に上がろうとする私に、仕事を終えた夫がウキウキと口にしていたのが、
夫「なんかXで話題に上がっているドラマがあるんだよね♪『じゃあ、あんたが作ってみろよ』ってやつなんだけど。それ見ながらご飯食べるのがめっちゃ楽しみだわ~」
(私の心:今日も1人でゆっくりテレビ見ながらご飯食べれるとかいいなぁ。。まぁ寝よ寝よ。)
家庭の形はそれぞれですが、我が家の場合、平日は夫は仕事が忙しく、育児家事はすべて私の担当。
お互いそれぞれの役割に全力投球なわけで、決して思いやっていないわけではないし、感謝していないわけでもないけれど。。
それぞれ「なんて私(俺)は大変なんだ。。」と思ってしまっている感じ。
そんな夫婦なのですが、翌朝起きると、夫からLINEが。

(『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の#TVerリンクを添えて)
↑だまされたと思って、これ見てみて。急ぎ、謝るわ(。-人-。)
ん?夫が謝りたくなるドラマだと??気になるじゃないか!!
というわけで、珍しくドラマを見てみることにしたのです。
笑って泣けて共感!アラフォーの私たちに刺さるワケ

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』なんて、なんともインパクトあるタイトルだけれど、どんな話なんだ??
原作はもちろん、SNSなどもよく分かっていない状態で見始めた私ですが、一気に引き込まれました。
笑えて、泣けて、考えさせられる。
見終わった後、思わず誰かと感想を共有したくなる!そんなドラマでした。
これ、誰をターゲットとしたドラマなんだろう??と考えた時、
私が勝手に思ったのは、“昭和と令和の価値観のはざま”を生きている世代(=私のようなアラフォー世代)に、特に刺さる内容なんじゃないかなってこと。
「男は外で仕事に励み、女はそんな男性を支えるために家事育児に励む。」
そんな昭和の価値観の中で、育った私。
いや、もちろん昭和でも、そんな価値観を良しとしない家庭もたくさんあったとは思うけれど。
少なくとも今ほどは共働きが主ではなく、男性の積極的な家事育児への参加も見られないなかで育った世代。
けれど現在は、そんな価値観は古いもの、信じられないものとなっています。
昔の誇れる男性像、女性像は、今ではドラマの中でも揶揄されていたけれど「化石」と言われるようなものに。
私も昭和の価値観の「化石男」なんてイヤだ!と思いつつ、
そんな中で育っているだけに、その価値観が分からなくもないような、そして抜け切れていないような気もして。。
ドラマの中の、彼女・鮎美のように(似ても似つかない、雑さだし容姿だけど。笑)
料理も家事も、一人でやろうとしちゃう。
けど時代錯誤でもあるし、キャパオーバーでもあるから爆発しちゃう。
というわけで、「昭和の価値観で育ってるから分からなくもないけど、それってどうなんだろう?生きづらいよね。楽しくないよね。このままじゃダメだよね。」って思うアラフォー世代には、グッと刺さるし、考えさせられる作品だと思うのです。
料理だけの話ではない。“やってみて気づく”物語なのでは?

私の夫は料理が全くできません。
だからこそ、ドラマを見て、率直に「謝りたい」となったのだと思うのですが。
これ、料理だけの話じゃないんですよねきっと。
私は、家族という共同生活を送るうえで料理をする側ではあるので、
「料理」だけに視点をおくと当然、「ほらみろ!」「ふん!反省したまえ!!」となると思うのですが。
私は結婚してから、一度もこの家の大黒柱となったことはありません。
(大黒柱という表現すら昭和の化石な表現なのかもしれないけれど)
結婚時は正社員、そこから2人目の出産を機に、パート勤務に変更したけれど、それが出来たのはキャリアを選択する余地があったから。
夫は家族のことを考えると、簡単に辞めたりキャリアチェンジできる立場ではありません。
そう、人生全てにおいて言えることだと思うけれど、
「その人の立場にたってみないと、やってみないと実際のことはなにも分からない」
だからこそ、その人の気持ちが分かりたいのであれば「やってみる」ことは大事だと思うし、
それが出来ないのであれば、「やってみる」ことを真剣に思い描いて、相手を思いやることは大事だと思うのです。(と自分にも言い聞かせています。笑)
おわりに:夫婦で楽しみたい秋ドラマです!

「料理」を中心とした、思いやりの無さや、価値観の変化から、
結婚を目前としていたにもかかわらず、「別れのシーン」でスタートした第一話でしたが。
心から相手のことを好きで、変わろうという素直さを持っている主人公・勝男。
「やってみる」ことで、思いやることで、再び、そして新たなカップル・パートナーとなっていけるのか、楽しみだなぁと思います。
我が家は結局、時間のすれ違う生活をしているので、一緒に見ることは叶わずだと思いますが。
お互い鑑賞して、見たら一緒に感想を共有していきたいと思います。
夫には「料理」のハードルは高いようで、このドラマを見ても、作ってくれる兆しは無いですが。苦笑
それでも、見て、一言謝ってくれて、それだけで私は嬉しかったし、私自身も夫しか出来ていないことを「やってみる」思いやりを持たなきゃな。とも思いました。
夫婦でドラマ見たいな!とか、昭和のはしくれアラフォー世代には、
ぜひおススメしたいドラマです!
~おしまい~


コメント