栄養士になるには主婦でも大丈夫!OLから専門学校に通った私の体験談

給食の仕事

私は大学卒業後、OLとして2年間働いた後、専門学校に進学して栄養士の資格を取得しました。
実は大学では栄養士の資格は取っていません。(当時は栄養士の仕事に興味がなかったんです。。)
専門学校時代は独身で、通学社員制度といったものを活用しながら学生生活を送っていました。

そして今、主婦であり、ママでもある私。
振り返ると、栄養士の資格を持っていることにちょっとした誇りを感じながら、給食の仕事を楽しく続けています。

そんな中でネットを見ていると、こんなキーワードを目にすることが。
「主婦 栄養士になりたい」「主婦 栄養士 専門学校」

わーーーー!!主婦って本当、とても忙しい。。(ほんとみんな日々お疲れ様です!!)
そんな中、専門学校で学ぼう!としている人がいるなんて、スゴイ!!

ただ当然ながら、不安そうな声や心配そうな声をネット上では見かけます。

そこで今回は

こんな私から
  • 新卒社会人の際はオフィスワークをしていたが、2年で退職をし栄養士の専門学校へ入学
  • 栄養士の専門学校に通学したのは、独身24歳~26歳の2年間
  • 専門学校では、幅広い年齢層の友達がたくさんできた
こんな人に向けて
  • 高校卒業後の進学ではなく、既卒の立場から栄養士の専門学校へ入学したいと思っている
  • 主婦やママでも栄養士の専門学校に行けるのか、栄養士になれるのか気になる


赤裸々に体験談をお伝えします。
これから専門学校へ進学したいと考えている主婦の方やママ、または既卒で挑戦を迷っている方の参考になれば嬉しいです♪

栄養士になるためには通学が必須

栄養士になりたい!栄養士とした働きたいと思ったら、栄養士資格の取得が必須となってきます。
そして栄養士資格は国家資格です。
国家資格:国(日本の場合は主に政府や各省庁)が認定し、一定の基準を満たした人に与えられる資格のこと

栄養士の資格取得にあたって、試験などは無いのですが、資格取得のためには厚生労働省指定の養成施設(専門学校や大学など)を卒業する必要があります。

そして、その養成施設は、すべて昼間の学校であり、通信教育・夜間部の学校は指定認可されていません。

指定の学校で単位を取って(授業を受けて)、卒業すれば取れる資格なんだけれど、
日中帯に学校に通学する必要があるんだよね

主婦の方はもちろん、当時の私のように既卒で資格取得しようと思っている人にとって、「昼間に通学をする」という決断は1つの大きなハードルだと思います。
なにか(家事であったり仕事であったり)と両立して通学しなければいけないですもんね(>_<)

入学後の苦労よりも、行く決断をするというのが大きな壁だったように思います。

OLから専門学校に通うまでの決断と準備

栄養士の仕事をやってみたい!

なぜ私がOLから、全く畑違いの栄養士になりたいと思ったのか。
それは「自分の好きなこと、興味が持てる仕事がしたい!!」と社会人生活の荒波に揉まれるなかで思ったからです。
(OL就職時は、その仕事内容自体に強い興味が持てていませんでした。。人には恵まれていたのだけれど。。)

ただ、上記にも記載した通り、栄養士の資格をとるためには日中帯学校に通わなけばいけない。。
わざわざ時間とお金をかけて、再び学生生活を送っていいものか。。と悩みました。

けれど、私が生きる上で大切にしている、父からの言葉「Bestでなくてもいい、Betterでいい」という言葉を胸に、もしかしたらこの選択が正解とは言い切れないかもしれないけれど、やってみたいんだからやってみよう!!と、退職と入学を決断したのでした。
(私の想いを尊重してくれた家族はもちろん、職場の方にも本当に感謝しています。)

学校選びの基準にしたこと

私は東京都の世田谷区にある専門学校に入学を決めました。
既卒入学&入学直前までは仕事もあったので、今でいう「大学共通入学テスト」必須の短大や大学は候補に入れず、興味がある専門学校をいくつかピックアップし、最終的にたしか3つほどオープンキャンパスにも足を運びました。

そして、通いやすさ(アクセス)、学費、学びの充実面などを一覧のリストにして見比べて決めた記憶があります。

最終的に、決め手となったのは↓

  • 栄養教諭二種免許が取得できる=学びが充実している
  • 既卒入学者に対して間口が広い印象を受けた
  • 通学社員制度というものがあった

わざわざ退職して学校に入り直すんだから!!とやる気に満ち溢れていました。笑

ちなみに通学社員制度とは、学校の提携先で働きながら通学するというもので、いわゆる提携先の飲食店などでしっかりと働けば、寮にはいれて給与も少し出るよといったもの。
これは時間的に主婦やママには難しいと思いますが、遊びたいわけではなく勉強したい!!っていう学生にはとてもありがたい制度だったなと思っています。

栄養士専門学校での生活と学び

同級生の年齢は様々!10代~50代までいました

入学してみると想像以上に、幅広い年齢の学生さんがいました。
もちろん、高校卒業後にストレート入学してきた方が半数以上は超えていたけれど、

いわゆる既卒組としては

  • 一度、社会人として他業種に就職してから入学してきた人(私もこれ)
  • 大学を卒業後に、就職をせずに専門学校に入学してきた人
  • 退職後、職業訓練校に入り、その後に専門学校に入学してきた人
  • 結婚をされている主婦の方
  • 赤ちゃんがいるママ
  • 50代の子育てがひと段落したかなといったような人

といったように性別としては、女性の方が多かったけれど(もちろん男性もいます!)
とにかく老若男女、様々な方がいました

通学(学生期間中に)結婚をされる方もいたし(←お友達。笑)
そして(10年以上前のことなので少し記憶がおぼろげではあるけれど。。)授業の合間で、搾乳しているようなママもいた気がします。。(ママとなり、べビ期の育児の大変さも経験した今、本当に尊敬です。。)

調理実習が多く、実験も多い

栄養士の専門学校は、選ぶ学校にもよると思うのですが、調理実習がとっても多い!
私が通学していた学校では、調理技術のテストなどもありました。(キャベツの千切り、人参を梅の形に切る、オムレツ、鯵の3枚卸。。とかやったなぁ。懐かしい)

そして想像していた以上に理系的な実験も多かったです。
人生で初めて、マウスの解剖などもしました。(そして大量にレポート提出がありました。。)

高校2年生から文系進学していた私にとって、たくさんの調理実習や実験科目は新鮮で、大変ながらも楽しく学べたたなと思っています。

【栄養士資格】取得後のキャリアと可能性

私は当時、「保育園栄養士になりたい」と進路が明確だったので、その分野のみ就職活動をしたのですが、新卒でないからといって苦労するといったことはありませんでした。

当時は独身だったし、既卒とはいえ若くもあったので。。というのもあるかもしれませんが、
「既卒で経験もないから採用してもらえない」といったことは全く無かったです。

また実際に、保育園栄養士として働く現場と、小学校のセンター給食の現場は見ていますが、ママ世代、そして子育てがひと段落したような世代の方が、何人も、資格を活かして就職しています。

私は栄養士の中でも、子どもに関わる給食現場の勤務経験しかないけれど、
専門学校には「病院の栄養士」、「社員食堂の栄養士」などの求人も多数きていました!

まとめ:栄養士への道は、既卒入学(主婦)でも叶えられる!

既卒の方、主婦の方が栄養士の仕事をするには、栄養士の資格取得ができる専門学校に行かなくてはなりませんが、

専門学校の通学に関しては、本人のやる気さえあれば、(もちろん大変ではあるけれど、)周りから浮く。。なんてことは全く無く、両立して楽しむことが出来るのではないかと思います。

専門学校で出来た、幅広い世代の友人は今も大切な存在です。

両立は大変だと思うので、安易に大丈夫大丈夫!とは言えないけれど、
「やる気さえあれば、大丈夫だよ」と、エールを送りたいと思います♪

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