Hello,つっきーママです(^^)/
こちら↓の記事でも紹介した通り、

子どもの成長に携われる【給食の仕事】は、大変な点がありつつも、良い点もたくさんあって、
私は魅力を感じているのですが、いざ「給食の仕事をしてみたい!」となったとき
「保育園」と「小学校」どちらで働くのが自分に合っているだろう?どんな違いがあるのだろう?
こんな疑問を持つ方がいるかもしれません。
そこで今回は
- 保育園栄養士歴7年(その内、正社員5年、パート勤務2年)
- 保育業界の中では最大手といわれる会社で栄養士勤務をしていたので、小規模保育施設と大規模保育施設どちらの経験もあり
- 現在は小学校給食(約5000食を提供するセンター給食)の調理パート2年目
- 子どもの給食に携わる仕事がしたいけれど、保育園と小学校給食どちらがいいか迷っている
- 保育園給食と小学校給食の仕事の違いが知りたい
【保育園給食】と【小学校給食】の特徴や違いを私の視点からまとめていきます♪
職場選びのヒントになれたら、給食の仕事により興味を持ってもらえたら嬉しいです(^^)/
【保育園】の給食栄養士・調理の特徴
冒頭でも書きましたが、私自身は保育園では「正社員栄養士」、「調理パート」それぞれの経験があります。
ここではその立場から、【保育園給食】全体としていえるかなと言うことを書いていきますね♪
仕事内容:未就学児、乳幼児のための給食作り
小学校入学前の未就学児、年齢区分でいうと、
乳児(0歳~2歳児クラス)、幼児(3歳~5歳児クラス)を対象とした給食を作ります。
園によって、乳児のみだったり、子どもの人数も少ない園から多い園まで様々ですが
(実際に私は、在籍人数12人の超小規模園~130人の大規模園まで勤務したことあり!)
小さい子どもたちの給食を扱うので、基本、離乳食やアレルギー食も提供することになります。
また、小学校センター給食と違って、その保育園内に給食室があるので、
子どもやその保護者の方との距離が近く、実際に給食を提供する子たちや、その家族と毎日顔を合わせることになります。

給食を作るだけではなくて、こんな仕事もするよ!
【調理パート】
給食室の清掃、簡単な帳票(日誌や納品書など)の記入 etc
【正社員栄養士】
(上記に加えてさらに) 発注や在庫管理、献立やアレルギー書類の作成と管理、食育活動の実施、園長先生や保育士さんとの連携 etc
魅力:子どもたちと直に関われる&手作りの楽しさを感じる
自分が作った給食を食べる姿を直接見られる、普段提供している給食をどんな子たちが食べているのかが分かるというのは、保育園給食の仕事をする楽しさの醍醐味だと思います♪
とにかく距離が近いので、子どもたちからも、「先生ー♡」と話しかけてもらえてとっても可愛いです(^^)
まだ話せないような赤ちゃんも、バクバク食べてくれてどんどん大きくなる姿を間近で見られるので、愛着がわきます♪
また、食数が多いといっても、センター給食や仕出し弁当を作っているわけではないので、基本手作りです。野菜は手切り、ハンバーグやコロッケだって既製品ではなくイチから作りますし、おやつも手作りで提供する園が多いです。
なので料理が好きな人にはとても楽しいと思いますし、勉強にもなります。
注意点:安全のために細やかな対応が必要&土曜勤務あり
保育園給食は当然ながら、離乳食とアレルギー食を提供する園がほとんどです。
離乳食やアレルギー食でなくても、小さな子どもたちが食べるということが前提となるので、形状や調理の仕方を工夫して、誤食や誤飲につながらないよう十分に配慮して給食を提供することが求められます。
「もしかしたら命にかかわるかもしれない」だから「安全に提供しなければいけない」という強い責任感を持って仕事にあたるべきと、私は思います。
また、働き方の点では、土曜勤務がある場合が多いです。なるべくカレンダー通りに休みたいという人は、最初で園に土曜勤務がどれくらいあるのか確認をした方がいいかなと思います。
そして園によっては夕方の捕食や夕食提供をしたりする園もあるので、その場合は、夕方早い時間に退勤することは難しいかなと思います。
【小学校】の給食栄養士・調理の特徴
【小学校給食】に関しては、私は「センター方式(約5000食)の調理パート」の経験のみなので、その立場から書いていきます(^^)/
(私が勤務するセンターは、市から受託して給食を提供しているので、小学校給食の献立作成や帳票の管理は市の栄養士さんが行っているという感じです。勤務先の栄養士さんや調理師さん(社員さん)は、センターの給食調理の責任を担っています。パートは調理補助を担います。)
小学校給食は、市によっては自校給食(学校内で調理)するところもあるので、そういった場合は保育園給食と近い部分もあるのかなと、勝手にイメージしています。
仕事内容:小学生のための給食作り
いわずもがななんですが、小学生の給食を作ります。
私の勤務先はアレルギー食の提供はしていません。
また、主食(米飯やパン、麺)は別の受託会社が提供しているので、センターからは提供していません。
その日の献立にもよりますが、「主菜、副菜、汁物」を作り、配缶して配送業者に託す、
これが午前中の仕事となります。(もちろん後片付けもします!)
午後は帰ってきた食器や食缶の洗浄、そして翌日の食器類のセット、清掃をします。
魅力:多くの子どもの成長に関われる&長期休みがある
保育園給食と違って、提供する子どもたちとの距離はあるし、実際に食べる姿を見ることはなかなか出来ないけれど(市の栄養士さんたちは、小学校の給食の様子を見に行ったりもしています)
なにしろ約5000食扱っているので、多くの子どもたちの食事と成長に関わっていると思えるのは、やり甲斐があります!
勤務したての頃は、街ですれ違う子たちを見ては、「この子も今日、センターで頑張って作った給食食べたのかな♪」なんてちょっと浮かれて思ったりもしました。笑
あと、地元で勤務するのであれば&小学生ママであれば、我が子の給食を作れる&自分も同じものを食べられるというのは嬉しいものです(^^)/
私自身もほぼ毎日、小学生の息子と「今日の給食どうだった~?」「これが美味しかったよね!」などの会話を家でしています。
あと、この勤務先を選ぶ際に私の中でポイントとなった、「子どもと全く同じタイミングで休みがとれる」という魅力は大きいと思います。
社員の場合は、契約にもよるようですが、基本的に「夏休み」「冬休み」といいった長期休暇がとれます。
注意点:かなりの体力勝負&休みの分給与は減る。。
超大量調理=大きな給食施設なので、調理機材も大きく、重いものを持ち上げる場面も多く、とっても体力使います。
また、エアコンが無い施設もあり(あっても広いし、調理の蒸気などで空調が効かなかったり)夏は暑く、冬は寒いです。
私は保育園施設で勤務していたので立ち仕事には慣れていたし、体力自慢!くらいに思っていましたが、最初はびっくりするくらいキツイ&帰ったらぐったりしていました(^-^;
そして長期休みが取れる分、時給勤務のパートである私は給与が減りました。。
(でもそれを見越してか、副業に対して寛容&推進してくれています(^^)/)
【保育園給食】と【小学校給食】自分に合った職場の選び方
【保育園給食】と【小学校給食】どちらにも、やり甲斐も働きやすさも、そして難しさもあると思うのですが。。そして何を優先するかにもよるけれど。。
私なりにまとめると。。(すごく単純に。。)
◆子どもとの関りは?
→たくさん関わりたいなら【保育園給食】、子どもと直接触れ合うのがむしろ苦手であれば【小学校給食】
◆調理規模は?料理に対しては?
→手作りの大量調理がしたければ【保育園給食】、大規模な大量調理がしたければ【小学校給食】
◆働き方は?
→長期休みにこだわらないなら【保育園給食】、子どもと休みを合わせたいなら【小学校給食】
これだけではないのですが、こんな感じかな(^^)/

私は今は、なにより我が子との時間を持ちたい!と考えているので、小学校給食のパートを選択しているけれど、また子どもたちが大きくなっていったら優先度も変わってくると思うので、じっくり考えようと思います。
最後に、大事な人間関係について!
ちなみに人間関係やチームワークの部分に関して、この記事ではあまり触れられなかったけれど、
提供する食数によって、給食に従事するチームの人数は変わるので
【保育園給食】
一緒に調理にあたる人数が少なく、調理室も狭い。なので、チームメンバーと気が合えば最高!逆に合わなかったら大変。。
【小学校給食】
一緒に調理にあたる人数が多く、全体で数班に分かれて仕事をする。そしてその班も学期(1学期、2学期、3学期)で変わる。(←私の職場ではですが。)なので多少気が合わない人がいても大丈夫!
私はこんな風に思っています。
よくネットで、小学校給食センターはいじめが多い!!人間関係が最悪!!とか見るけれど、(見ませんか?私は勤務前に見たりしてビビってた。。苦笑)そんなことは全く無いです!(いや、もちろん施設にもよるのだろうけれど)
人間関係の視点だけでいうと、ハズレにくいのは【小学校給食】
大当たりもありえるけれど、ハズレる可能性もあるのが【保育園給食】
って気がします。人間関係大事って働くうえでもとっても大事ですよね。
今度またこれについては実体験を交えて書けたらと思います♪(毎回記事を書くたびに掘り下げたいことが出てくる。笑)
以上で今回の記事はおしまいです♪少しでも誰かの参考になれば嬉しいな(^^)
最後まで読んでくださった方ありがとうございました♡
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